うちの七五三の思い出

娘、7歳の七五三のお祝いのその日。

 

何度も来ている場所なのに、いつもとは違う晴れ晴れとした気持ちで氷川神社の鳥居をくぐったこと。

Mさんがお祝いに来てくれたこと。

娘は階段を登りながら、草履が脱げてしまった上に、慣れない着物に疲れて機嫌を損ねていたこと。

イチョウの木々の匂いのこと。

神殿の太鼓の音にびっくりしたこと。

「お神酒、美味しかったよ」

そんなたわいない娘の言葉のこと。

 

七五三の記憶はそんな風に色んなことが重なり合って残っている。

あれから、7年、、、、。

自分は若いと思っていたけれど、いつの間にか、

お腹周りが気になる中年のオッサンになっていた。

 

今思うことは、七五三を迎えるタイミングというのは子育ての途中表彰のようなもので、

3年間賞、5年間賞、7年間賞、

「子育て頑張りました!」

というように、親御さんを称える儀式でもあると思う。

また、少しだけ子供が成長して、子育ても少しだけ、楽になってきて、

自分のお洒落にも気を使うことが出来たり、本当にいい時期だと思います。

だから、私は記念写真の時、お子様はもちろんですが、

家族写真も大切にしたいと思っています。

 

さて、

七五三の記念写真を見るたびに、今でも

「お神酒は美味しかったよ」と娘は言う。

酒飲みになりそうな予感。

 

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