近所の高校球児が頭をツルツルにして元気に出かけていきました。
「写真撮らせて」と声をかけたら、脱帽して答えてくれました。
新聞を見たらちょうどこの日、彼らの出場する試合の日でした。
彼らのことは小学生の時から撮影を通じて知っています。
ちょうど、私の住んでいたマンションが中学へ行く通学路だったので、
よく顔を合わしていました。高校に通い出したばかりの頃は大きな野球バックを担いで、
不安そうな面持ちで歩いていたことをはっきりと覚えています。
夕方、ニュースをチェックしたら彼らの学校は残念な結果でした。
この写真、プリントして彼の家にこっそり投函しておきます。
なんか、ストーカーみたいだけれど。
何年経っても、この日の暑さを、悔しさを、涙を忘れないで下さいね。
野球を続けたこと、それが一番の宝物だと思います。
そして、写真が色んなことを思い出す手がかりになれば幸いです。
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