証明写真、色々

先日、他店で撮影した証明写真の焼き増しの際にお預かりした写真の肌色が飛びぎみに白かったので、オヤ!と思いました。

 

お見合いとか、宣材のポートレートではなくて学生が就職活動に使う証明写真です。

正面上から光を当てて、下からの反射で影を補うライティングで2段位露出を多めにかけて、

肌色をとばした写真。

効果としては影がないので、シワを隠せて美肌になります。

上と下からの二つの光というのは、日常ではあり得ない光だけれど、

何となく綺麗に、何となくモデルさんのように写るライティングでもあります。

余談ですが、テレビを見ていると、年齢の高いキャスターほど、

下からの光を強く当てて美肌効果を狙っていますね。

 

どんなライティングで撮影した証明写真がいいのでしょうか?


同じようなライティングでもお店によってライトが高かったり低かったり、

トップライトが強かったり、なかったり。

カメラマン、写真屋さんの数だけ違う証明写真があります。

 

当店の証明写真の場合、女性の時はレフを人物ギリギリに近づけて陰影を出来るだけ柔らかくしたり、

男性の場合はサイド寄りにメインライトを移動したり、私なりに工夫しております。

長年の経験の中で培った表情の引き出し方とか、他にも秘密のテクニックがあります。

フフフ、、、。

まあ、大したことではないのですが(笑。


その写真を

お客様が気に入ってくれれば正解だし、

その証明写真で希望通りの就職、進学が出来れば正解だと思います。

とはいえ、先日の証明写真は「肌色飛ばし過ぎでしょ!?」と思い、忘れられません。


履歴書のインパクトを強くするための極端な美肌効果、それが狙いなら大正解の証明写真です。


プリクラに慣れている世代には美肌、飛び飛び写真に何の違和感も感じず、

むしろ自然に見えるのかとも思いました。

私自身の感覚を押し付ける気はありません。

流行には敏感に乗って行きたいと思うのですが、

基本と定番を押さえておきながら冒険した写真を撮りたいと思いました。