鳩ヶ谷氷川神社参道を下った鳥居の前にあった駄菓子屋のこやまさんが取り壊されていた。
思い出の店がなくなるというのは何とも寂しいものです。
私が子供の頃、鳩ヶ谷本町の駄菓子屋さんといえば、オオツカさん、ハトヤさん、ナニワやさんが行きつけで、放課後になると店の前に子供がわんさか集まって来てウジャウジャしていた記憶があります。子供達の社交場であり、店の売り物に無暗に触ると叱られたり、買主として大人と関りを持ち、社会を体験出来る場でもありました。
時代の変化といえばそれまでなのですが、コンビニやスーパーだけしか無くなってしまうのは味気ないものです。
副業で店の前にガチャガチャとゲーム機を置いて駄菓子屋を始めようかと思いましたが、私は50歳を過ぎて今なお駄菓子が大大好きな食いしん坊なので、商売モノに手を付けてしまい、自家消費が利益を圧迫するのは目に見えているのでリスキーかも(笑)
シュワシュワするコーラ、オレンジジュースの素、あんず、チョコドーナッツ、あんこ玉、スモモ、ヨーグルトみたいな小さいカップのクリーム、キナコ棒、よっちゃんいか、串にさされたドーナツ、ラスク、エビせん、くじで引くカレー味のスナック、ハートチップル、チーズあられ、黒棒、ソース煎餅、梅ジャム、フ菓子、ビッグカツなどなど。どれも大好きです。
こやまさん、ありがとうございました。
鳩ヶ谷で子供時代を過ごした者にとって駄菓子屋さんは美味しくて楽しい、
かけがえの無い記憶として永遠に不滅です。
追記
駄菓子のこやまさんのことは子供の頃、車屋(くるまや)さんと呼んでいました。
それが屋号だったのかどうか、定かではありません。
鳩ヶ谷の郷土史の本の中で昔、昔、鳩ヶ谷には馬車だったか、自動車だったか、鳩ヶ谷の交通を仕切っている会社があったと記憶します。小山さんの祖先はその一族なのか、、、全くもって不明です。