2016年

12月

22日

証明写真撮影で思うこと

受験の時期を控え、学生さんが証明写真撮影でご来店する事が多くなりました。
毎年、中学生女子の撮影では前髪で目元が隠れている方が多く、

前髪をどうするかでひと悶着あります。

決して私の価値観を押し付ける訳ではありません。

証明写真は本人であることを証明するための写真なので目元が隠れているとNGです。

実際の試験会場で机の上に写真を貼り付けた受験票を置いて、試験中に試験管が見回り、

本人と相違ないか確認します。その際、目元が隠れている写真だと本人に間違いないか、

試験官に顔を覗き込まれることがあります。試験中そんなことをされると、気が散りますよね。

また、試験とは関係ないかもしれませんが、証明写真でもその写真の写りが良い方が何となく気持ちいいし、自分に自信が持てるとのではないかと思います。

受験で人生が決まる訳ではありませんが、万全の状態で試験を受けて欲しいと思います。

応援の意味も込めて、完璧な証明写真を撮りたいと思っています。

 

 

2016年

10月

01日

革新じゃ~!

今年も残すところ、10月、11月、12月と3ヶ月ですね。

 

行事、お祝い事もこれからの時期に多くなり、

スタジオから屋外まで撮影が忙しい日々になります。

 

写真の季節です。

 

 

そんな中、鳩ヶ谷商工会さんのご指導を仰ぎながら、経営革新計画の作成が始まりました。

 

これはコンサルタントの経営指導を受けながら事業計画を作成し、埼玉県から認証を受ける制度です。

 

私のような吹けば飛ぶような小売店は日々の仕事がイッパイイッパイです。

将来の事業計画を体系的、具体的に考えることは出来ません。

というよりも、

家族経営、1人親方のカメラマンなので、恥ずかしながら、経営と言う意識が低いのが実情です。

 

何となく、将来の店の事は考えているのですが

「行き当たりバッタリ」的な経営なのです(汗。

 

経営革新計画とは経営のプロにご助言を頂きながら、

3年後、5年後の事業計画を明文化していくという作業です。

その認証を埼玉県から受けることで

融資や補助制度を優遇して受けることも出来るのです。

 

初回面接で指導を頂くコンサルタントの方に

 

私:「秋は撮影と画像処理で忙しいんで経営とか考えるのはこの時期、厳しいっすね~」

 

指導員:「経営者が一番時間を割かなければいけないことは経営について考えることですよ。」

 

とバッサリ。

 

 

仰る通りです。

返す言葉がございません。

目が覚めました!

50歳を前にして革新してやろうじゃねえかよ。

 

さて、さて、この気持ち、いつまで続くか。

挫折か、革新か。

乞うご期待。

 

革新、革新という言葉が続くと何だか政治的な意図で動いているようですが、

性格的には保守的で引っ込み思案な私です。

 

2016年

9月

15日

犬の散歩

思い出したように父から古い写真を渡される。

 

これは、40年前の写真。

 

当時は柴犬を飼っていて散歩は見沼代用水沿いを里方面へ向かい、

諏訪山を通って、北谷橋を渡って帰ってきた。

 

諏訪山はマンションが出来て雑木林が無くなってしまったけれど、

あの場所は絶好の遊び場でしたね。

 

そう、

犬はフィラリアで数年で亡くなってしまった。

 

2016年

9月

01日

black

タイヤがピカピカだと車も綺麗に見えますよね。

私の車はボディーが黒なのでタイヤが汚れていると特に目立ち、車もボロボロに見えます。実際、10年乗っていて傷だらけなんですけれどね。

 

今までタイヤクリーナーは油性でスプレー式のものを使っていましたが油性はタイヤによくないという記事を見たので、水性のこれを使ってみました。

 

ピカピカになりました。塗り重ねるとさらに綺麗になります。

 

犬は着色したわけでもなく、もともと、黒です。
念のため。


2016年

8月

17日

トリミング~!

先日、カタログの撮影途中、なぜ完成形のギリギリのフレームで撮影しないのだと、質問を受けました。

しかも、英語で。

 

春からラジオ講座で英語勉強していたというのに、このチャンスに英語で返答出来ず心残りです。


色々な理由があり、それらが頭を巡ってしまい、上手く答えられませんでした。

 

大雑把なフレームで撮影した方が効率的だからです。

 Because efficient.

この一言で良かったのでしょうか、、、。

 

その効率的な理由として、以下

1、時間

大きさの違う沢山のモノを撮影するので、その都度フレームを変えるのではなく商品が変っても定位置、同じフレームで撮影する方が撮影時間の短縮になります。

2、見え方

定位置から撮影するので、同じように写ります。

ギリギリのフレームでは大きなモノを撮影する時にカメラアングル、ズーミングを変えないとフレームに収まらなくなってしまい、そうすると、見え方も変ってしまいます。

当たり前のことですが、とても大切なことです。

3、画質

大雑把にいって、画面の隅っこは歪むし、周辺光量が落ちるので使わないようにします。

余裕のあるフレームで撮影すれば、画面の真ん中を中心に絵作りできます。

4、トリミングへの対応

完成形のフレームで撮影すると、後から横長、正方形にトリミングする事が出来ません。

余裕をもったフレームで撮影すれば、どんな形にでもトリミング、編集できるのです。

これが一番大切です。

 

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2016年

8月

05日

昆虫スタジオ

店の前に落ちていました。

昨日はカマキリ、今日はクワガタ。

明日は何が来るかな。

子供の頃は大好きだった昆虫ですが、

今では触るのもおっかなびっくりです。

 

それにしても、何処から飛んできたのでしょうか。

2016年

7月

20日

スキップシティDシネマ 朝日が昇るまで 感想

極度な肥満のため引きこもっている主人公。

時々訪れるのは妹とその夫。

 

撮影したまま古いフィルムを見つけて現像したところ、

そこに写っていたのは楽しかった日々の写真。

 

その写真を現像するために訪れた写真屋で中古のデジタルカメラを手に入れ、

そのカメラで写真を撮影する中で自分の輝きを取り戻していく。

カメラを持てば誰でも芸術家になれるのですからね。

私もそうですが、写真を撮影することで、自分が変れるし、

世の中が違って見えてくるのです。

 

そして、

義理の弟、写真屋の息子達との友情が育まれていく。

 

肥満による心臓への負担のため外出も命がけ。

それでも、写真を撮るために、彼の思いを叶えるために三人は海に向かう。

 

映画の中でカメラが重要なモチーフとなっていまいす。

未現像のフィルムが入っていたのは110フィルムのポケットカメラ。

カメラ屋から半分騙されて購入したのは中古のオリンパスのコンパクトデジカメ。

再生の旅に出かける時に写真屋からプレゼントされるのはニコンF3。

 

この映画祭はデジタル撮影された映画のコンペという触れ込みで

13年前にスタートしました。

その頃はちょうどアナログからデジタルへの移行期でした。

 

現在ではデジタル撮影が当たり前になっておりますが、

この映画のもう1つのテーマとして、

アナログフイルム、アナログプリントへのオマージュがあると思います。

 

お部屋のセット、アパートの経年劣化感がとても素敵です。

カメラ同様、過去、古いものを優しく見つめる監督の暖かい眼差しを感じました。

 

写真屋さん必見の映画です。

 

朝日が昇るまでの予告

2016年

7月

20日

スキップDシネマ Out of My Hand 感想

リベリアでゴムの木から樹脂を採取する仕事。

過酷な労働、貧しい暮らし、ストライキ、教会での集会。

指導者がラップ調で煽動するシーンが印象に残った。

貧しさから抜け出すためにアメリカへ。

アメリカンドリームという虚像。

様々な人種、様々な過去を持つタクシードライバー。

アフリカと同じ様に過酷な労働の日々。

 

自分の生活と家族を思い、一生懸命に守ろうとしているだけなのに。

どこまでも付きまとう内戦での大量虐殺という過去。

 

この映画の主人公のように、アフリカからアメリカへ渡っても、

1、2年は家族に仕送りをするが、

その後消息を断ってしまう事が多いそうです。

 

カメラがドキュメント風に近づいていくので迫力ありました。

監督がリベリアには電気も水道も通っていない所での

撮影なので発電機を持ち込んで撮影していたと話していました。

大きな光源、凝ったライティングは不可能ですね。

僅かな地明かり、弱い光でも描写しているのでナマナマしい映像になります。

 

かつては、奴隷制度があり、アフリカから強制的にアメリカへ。

今ではアメリカンドリームを持ってアメリカへ渡るが、

厳しい現実がそこに。変らない過去、歴史。希望のない未来。

リベリアでの内戦の事を考えたり、

色んなことを考えさせられる映画でした。

 

来年の春、日本でも公開される事が決まったようです。

それに先駆けて見られたこと(しかも川口で)嬉しく思います。

 

アウトオブマイハンド 予告

2016年

6月

27日

失敗写真をなくすには

ピンボケ、ブレ、露出オーバー、アンダーなど、

失敗写真を失くすにはどうしたら良いか?

 

答えは

 

失敗した写真は迷わず、破り捨てる。

 

デジタルなら、削除する。

 

簡単でしょ!?

写真学校で恩師から教わった事でもあります。

 

失敗写真は迷わず、

破り捨てるべし!

削除するべし!

 

この無念さが次の失敗を失くすための糧となり、失敗を認める潔さになっています。

2016年

6月

01日

散歩

荒木さんの写真展で気分を良くしてサントリー美術館に向かったら休館日。
新国立美術館も休館日。

その先の乃木邸も休館。

それでも、新緑の都心は歩いているだけでも気持ち良く、

久々にリラックス出来た休日でした。

 

美術館は休館でも歩いた分だけビールが美味しく、肝臓は休肝しません。

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2016年

5月

30日

赤ちゃんのパスポート写真

首が座っていない、生後3ヵ月未満の赤ちゃんのパスポート申請用写真はリクライニング椅子に白いシーツやバスタオルをひいてそれを背景にして撮影していました。今まで、お客様から撮り直しの要請もなかったのですが、今回のお客様に使った背景のシーツはシワのある生地でした。その写真で申請したところ、窓口でNG宣告を受けたそうです。お客様には大変なお手数とご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。改めてパスポート写真に関しては今まで以上に慎重に撮影しようと思いました。

久々に外務省のHPをチェックしたら見本写真もリニューアルされていました。白いハイキー調の写真は輪郭が分からないからNGだとか、以前よりも事細かに見本写真と共に掲載されていましたのでご参考になさって下さい。

外務省旅券課 旅券パスポート申請用写真の提出について

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