2017年

10月

16日

七五三のお衣装

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2017年

10月

01日

逆光で撮ろう

もうすぐ七五三ですね。
鳩ヶ谷では地元の鎮守様である氷川神社へお参りします。

氷川神社では本殿をバックに撮影する方が多いと思いますが、逆方向を向いて鳥居を背景にしたカットも撮影して見て下さい。

雰囲気のある写真になりますし、

逆光の光で髪の毛と体の輪郭がハイライトになってキラキラと白くなり、細く見えます(笑。

よく、逆光だと真っ暗になる事があると思いますが、

露出を+補正すると明るくなります。

ストロボを焚いてもいいですね。

 

我が家の娘の七五三はかれこれ、10年以上前になります。

この頃は、私達もまだ30歳代で元気溌剌でした(今も元気ですけれど)。

ある人が「子供に手がかかっている時が人生の中で一番良い時期だったよ」

と言っていました。それを実感する今日この頃です。

そんな時の記念写真。

子供の成長を喜ぶ七五三ですが、親にとってもかけがえの無いときです。

大切な記念の写真を残しておいて欲しいと思うのです。

 

2017年

9月

27日

空間をとる

あえて、余白、空間を広くとることで、写真の印象が変ってきます。

 

 

今回のような背景がすっきりしている時はもちろん、どんな背景でもオッケーです。

また、低い位置から空を多く取り入れた構図でも効果的です。

 

ついつい、アップで撮りたくなりますが、あえて余白をつけることで、何とな情緒があるように見えたりします。

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2017年

9月

03日

古久民さん

鳩ヶ谷商工会と青信さんにはさまれたこの場所ですが、いつの間にか立て替えられたり駐車場になってしまい面影がすっかり変ってしまいました。

木造のシブイ建物は古久民さんという鰻屋さんでした。子供の頃、ウナギを食べた記憶がおぼろげながら残っています。記憶違いでしたら申し訳ありません。

確実にスピードアップしながら町の景観が変っていることを実感します。

ちゃんと記録しておかないとと思いました。

2017年

8月

31日

百々俊二写真展から増上寺

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2017年

8月

07日

個人商店の栄華盛衰と店主のライフサイクル

世の中は夏休み、お盆休みモード。

 

写真業界的にも閑散期であり、何となくやる気が起こらないこの時期。

 

以前はこの時期に焦り、苛立ち、ストレスを感じたり、ジタバタしたり。

 

しかし、最近は開き直るように。

 

この開き直りは商売に対しての熱意の衰えではないかと不安に。

 

焦ったり、開き直ったり、不安感に苛まれたり。

 

全て加齢による情緒不安定ではと、自分に突っ込みを入れてみたり。

 

個人商店はプライベートと商業活動を近くして生活しています。

プライベートと商業活動が相互に影響しながら。

プライベートと仕事は別々に割り切るのを良しとするなら、

それは良い事なのか、悪いことなのか、、、。

 

仕事のモチベーションが生活に左右されることもあります。

夫婦喧嘩をすると、撮影の時の雰囲気に影響したりすることもあります。

もちろん、影響の無い様にする術も心得ていますが、、、。

 

50歳を過ぎ、人生も後半に差し掛かりました。

撮影でご来店される方は私よりも若い方が多くなりました。

世代による価値観の違いを感じる事も多くなりました。

 

しかし、どんな方とも真摯に向き合い、ご要望に耳を傾け、

一期一会の撮影の機会を大切にしたいと切に思います。

 

年老いて無愛想な店主。

独りよがりな価値観を押し付ける因業な店主。

 

そうならないよう、軽いフットワークで撮影していきたいと思います。

2017年

7月

06日

ご結婚おめでとうございます

明日は結婚を控えたカップルの撮影。

とある場所で前撮りのご予約を頂いております。

 

店の仕事を継いだばかりの頃は、

仕事ではありませんが、友人達の結婚の度にカメラ係りとして、

重宝されてきました。

 

当時はフィルムの時代。

プリントはトリミングして、

大きいプリントを織り混ぜたアルバムに編集して差し上げることにこだわりました。

サービス判(L判)の写真でもカッターでトリミングして余分な部分を切り取ると

写真がすっきりして、格段によくなります。

撮影を始めた20年位前は写真が下手っぴ~だったので、

トリミングしてどんどんプリントが小さくなってしまう事がよくありました(笑。

 

結婚式の撮影で色々な事を勉強できました。

先を予想して撮影すること、会場の係員さんに嫌われないこと、忘れ物しないこと、

機材を落して壊さないこと、まあ当たり前のことですね。

 

結婚式場の裏側も見えるので、サービス業として何が大切か、

そんな事を学ぶことができました。

 

結婚式の二次会に、夜のカメラマンとしても何度も呼んで頂きました。

会場に入る前に新郎新婦を町の中で撮影したり、

グチャグチャに混雑した会場で撮影するのも楽しかったです。

 

15年位前からでしょうか、ブライダルスナップという分野が大きく変ってきました。

ドキュメンタリー的な写真だけでなくイメージ的、

ファッション写真的要素を取り入れて、

格好いいスタイルになってきました。

ブライダルカメラマン、大変だと思います。

ネクタイ、スーツを着用したままカメラ2台体制で動くのは本当に大変です。

 

それでも、これから結婚する2人はプラスのエネルギーが充満しているし、

それを取り巻く人々からも祝福の気持ちが伝わり、いいものですね。

 

2017年

6月

19日

遺品の中の写真

「遺品で譲り受けたデジタルカメラの中に故人が撮影した写真が残っていた。

遺族に写真を差し上げたいから良いのをプリントして欲しい」

 

そんな依頼でメモリーカードをお預かりしました。

800カット位の画像が入っておりました。

画像を選ぶ作業は慣れているので、良い画像を直感で選択。

 

飼っているペット。

お気に入りのホビー。

近所のお祭り。

周囲の四季を感じる風景。

建築中の大型ビルが立ち上がる様子。

家族、親類を見つめるスナップ。

修復中の自宅。

大雨が降った庭の様子。

 

それらを淡々と、踏み込まずに撮影している写真。

箇条書きのメモのように。

 

劇的なシーンは無いし、何も起こらない写真。

日常の中の日常、みたいな。

 

 

しかし、

画像を何度か見ていると何となく気持ちの移ろいとか、

その人の気持ちの状態とかが分かるような気がしてきます。

 

そして、

その方がが残したかったこと、伝えたかったこと。

私の選んだ写真から少しでも汲み取れればと思いました。 

2017年

6月

08日

頑張れ商店街

先日、新聞の論調で商店街衰退の原因についての解説がありました。

 

まず大型店、ショッピングモールの進出という前提があります。

 

それよりも深刻なことは商店、個店の問題として、

後継者がいない、

というよりも、事業を継承しないという事です。

わざわざ、大変な思いをして店を継がせるよりも、勤めに出てもらった方がいい。

そう考える商店主が多いそうです。

私も父から店は継がなくて良い、と言われていました。

 

第二の問題点として

商店主が不動産の賃貸業を兼務しているため商店の経営が疎かになる。

と指摘されておりました。

 

解決策として、空き店舗を作らず、賃料を格安にしてでも、

やる気のあるお店に開放するよう提言されていました。

 

それぞれのお店にはそれぞれの事情があります。

 

まずは、自分の店の後継者をどうするか。

吹けば飛ぶような弱小店舗ですが、

事業継承は深刻な問題です。

2017年

5月

10日

五月にちょっと思うこと

今年の5月連休は火曜日の定休以外休みもとらず営業していました。

仕事場が自宅というのはオンとオフの切り替えが曖昧で

いいのか、悪いのか。

子供の頃からそういう環境で育っているので、それが当たり前だった。

どこにも遊びにいかず、

家族には悪いと思っていますが、妻は勝手に出かけたりしているので、それでいいようです。

 

さて、最近ニュースを見ていると、視聴者からの投稿というのが当たり前のようにテレビで流れます。

スマートフォンが普及して、誰でもが映像配信する事ができるようになりました。

決定的瞬間というものを誰でも記録する事が出来るのですよね。

いいのか、悪いのか。

 

SNSで色んな事を公開できるようになり、

個人的な日記的なものだったり、

趣味のことだったり、

公開されています。

私も犬のことをよく公開しています。

関心のある人には好感を持たれるし、

犬が嫌いだという方は不愉快になっているのかなあと思ったりします。

いいのか、悪いのか。

 

色んな人が、色んな事を発信しているので、もう私は発信しなくてもいいじゃないか、

そんな風に思うこともあります。

実際、以前より、発信することは少なくなりました。

でも、犬は可愛いので、懲りずに公開します。

 

「私が撮影した事で見えてきたものがあると信じています」

ダイアン・アーバスのこの言葉に励まされて写真を撮ってきました。

 

今でもその気持ちは変りません。

僕にしか撮れない写真、

僕が撮って残したことで、誰かの役に立つことが出来たらいい。

そして、少しでも幸せな気持ちになってくれたらいい

そんな風に思いながら写真を撮影しています。 

 

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